【実録】【自然分娩】陣痛~出産の記録と安産だった私がやったこと

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こんにちは、もつみです。
この記事をご覧になっている方は、出産予定日が近づいている方でしょうか。
出産ってどんだけの痛みなの!?と怖いもの見たさでご覧になっている方もウェルカムです(笑)

私も臨月に入ってから、毎日のようにいろんな方の出産記録を読んでイメトレしていました。
お産も本当に人それぞれですが、なにぶん未経験だとどんなことを意識すればよいのかもわからないですし、
何をもって陣痛と判断できるのかも分からず不安ですよね。

この記事では、初産で5時間と安産だった私が「妊娠中にやっていたこと」と「陣痛~出産の当日の記録」を紹介します!

妊娠中にやっていたこと

もともと運動が好きで、最低でも週2日はランニングやダンス等の有酸素運動を行い、ほぼ毎日30分程度のヨガもやっていた私。(すべて宅トレです。)
社会人で運動習慣がある人ってあまり多くはないように思いますが、私の場合は運動しない日が続くとなんだか体が重く感じ、むしろ動かなかったことをストレスに感じてしまうくらいでした。

そんな私が妊娠し、妊娠初期の頃は「安静にした方が良い」という情報を目にし、つわりと闘いながら運動はお休みしていました。(今思えば、元から運動が習慣の人は医師に相談しながら続けても良かったな~と。)

そしてつわりが終わった妊娠4カ月から徐々にウォーキングを始め、産休に入ってからは時間を持て余していたこともあり、毎日1時間のウォーキングと、Youtubeを見ながら15分の安産ヨガをやっていました。

▼まりこ先生の安産ヨガには毎日お世話になりました。

また、臨月に入ってからはいつ生まれても良いように、SNSで出産記録を見てイメトレしたり、Youtubeを見ていきみのがしの呼吸法を練習したりしていました。

▼はるか先生の動画は全部見たと言っても過言ではありません。どの動画も為になります。

陣痛~出産当日の記録

予定日1か月前

予定日を1週間以上過ぎると母体にも負担がかかるため、その場合は●月●日(予定日+1週間)に入院して促進剤を使いましょう、と期限(入院予定日)を決める。

予定日1週間前

腰が痛くなるが、かろうじて日課の1時間ウォーキングは続けられる。

予定日

この日から腰が砕けそうな程痛く、ウォーキングもできないため運動はお休み。
こんなに体がキツいなら早く産んで楽になりたいと切望するが、陣痛の気配なし。

予定日+1日

朝おしるしがある。
胎動が激しすぎて夜も眠れない。

予定日+4日

生理痛程度の耐えられる痛みから、座って休まないと耐えられないくらいの痛みが10分を切る間隔で発生。
陣痛タイマーアプリで回数を記録するも、6回目の波で20分空いてしまう。
念のため産院に電話するが、上述の通り「間隔が空く」=「陣痛ではない」ということで、様子を見るように言われる。
夜も眠れず苦しい。

予定日+5日

前日と同じ様に10分間隔くらいで痛みが続き、この日の夜も眠れなかった。

予定日+6日

痛みの間隔が2時間くらい空いたことで、夜は少しだけ休むことができた。
(今思えば、赤ちゃんが明日の出産に備えて休ませてくれたのかもしれない。)

予定日+7日(入院予定日)

結局1週間以内には陣痛は起きず、促進剤を使うため覚悟を決めて病院へ。
病院でもトイレに行く時間はあるだろうと、大のほうも出さずに出発。
産院へ向かう途中、気合を入れるためと言い訳をしてローソンで期間限定のゴディバのチョコクレープとホットラテを購入。
この後このラテのせいで悲惨な目に遭うとも露知らず、至福のひと時であった。

出産当日 08:00

説明諸々と着替え(下は病院子宮のお産ショーツに破水用のナプキン、ブラも無しで入院用ワンピース)+診察→子宮口2.5cm
子宮口は良く伸びて状態が良い(?)とのこと。(安産ヨガのおかげ?)

出産当日 09:00

バルーン挿入。
内診の時めっちゃ痛かったからすごく構えていたが、挿入したときはそれほどの痛みはなく一安心。
子宮口が5cmくらい開くと自然に外れるらしい。
排尿はバルーンをつけたままでOKと言われたが、ビヨーンとお股からゴムの先が出ている状態なので半端ない違和感。
この後何度か尿意が起きてしまい、陣痛の波の間に死にそうになりながらトイレに行くハメに。朝にラテを飲んだことを後悔する。

出産当日 09:30

促進剤投与開始。
その後バシャ―って感じがしたので診てもらうと破水確定とのこと。

出産当日 11:00

10分間隔で痛みの波が来る。これが本当の陣痛かと実感する。

出産当日 12:00

ランチ到着。めっちゃ美味そうな青椒肉絲。さすがに全部は食べきれなかったけど、痛みの波の間に食べる余裕はあった。

出産当日 13:00

痛みの間隔が10分を切り、かなりしんどくなってくる。
旦那に「しんどい」「心折れそう」とLINEを送る。
たまたま助産師さんが通りかかったので、「痛みの間隔が10分切ってきたんですけど」というと「陣痛の始まりかもしれないし、そうじゃないかもしれないね~」と内診もなく軽くあしらわれる。(私が我慢強いので、あまり痛そうに見えなかったのかもしれない。)
どんな状態になったら助産師さんを呼べばよいかの説明も無かったので、こちらから特に申告する必要はないのかと解釈し、ただ一人で呼吸に集中する。
リラックスしたいが、ベッドが硬くて腰に力が入ってしまい休めないため、ベッドに腰掛ける形で呼吸に意識を集中させる。

出産当日 13:30

ようやく内診してくれた。子宮口5cm。ここで旦那召喚。

出産当日 14:00

旦那が到着するも会話する余裕なし。
痛みは3分間隔を切る。
陣痛開始は下腹部の痛みだったが、この時は下半身全てが痛く、呼吸法では乗り切れないほどに。
陣痛の痛みを例えるなら、ワイドスクワットをやったときに体がブルブル震えてくるような感じ。体の内側からの物凄いエネルギーを感じる。
そこで、↓のように両手を握り合わせて、そこに痛みのエネルギーが集中するようなイメージをもつことでいきみ逃しをするという新たなスタイルを思いつく。

▲手の中に痛みのエネルギーが集中するようなイメージ

出産当日 15:00

陣痛の波は1分くらいに。
子宮口は8cmということで、ベッドに横になることを勧められる。嫌だったけど、横向きの姿勢になり、助産師さんが肛門をテニスボールで押し、背中をさすってくれたことがとても安心につながった。
途中でテニスボール担当が旦那になったけど、痛みの中、途中で押す力が弱まった時に色んなものが出そうな感覚になる。
タイミングが合わずまじで旦那をぶん殴りたくなるほどムカついたが、指示する余裕すらなかった。

出産当日 15:30

自分の力ではコントロールできずに、(本当に)大のほうを出してしまう。
「排便したくなるけどそれは赤ちゃんよ」というセリフをよく聞くが、私の場合は本当にブリブリと出たし多少匂いもしたので、確実に大の方だった。(いるのかこの情報w)
朝排便しなかったことを心から後悔した。

出産当日 15:40

「もう出る―」と声が出てしまい、内診してもらったら子宮口が全開に!
いきんでいいよーと許可が下り、そこからはまじでやる気が出た。そしてもう痛くなかった。

出産当日 15:55

思い切り、陣痛の波に合わせて大便を出すように力を入れて、2回目の波、合計6回のいきみでニュルっとお出まし!
出てきた瞬間泣くものかと思っていたけど、少ししてから「ふぇ~ふぇ~」と聞こえてきた。
そこから胎盤を出すためにお腹を押される。痛いというよりちょっと気持ち悪い感じ。
その後裂けてしまったお股を縫合。私の場合産むときの会陰切開はなく、3か所自然裂傷だったらしい。
これが結構しんどくて、なんなら産むときの痛みよりキツかったかもしれない。1時間くらいかけてようやく縫合完了。
先生からは「初産婦とは思えないほど落ち着いていましたね。すごいですね。」と褒められ、子供のように喜んでしまった。
赤ちゃんと初めて対面したとき、最初に出た言葉は「お疲れ様でした」だった。
赤ちゃんも、本当によく頑張って乗り越えたね。
そこからは体を綺麗にしてもらって、そのまま処置室で安静に旦那と過ごす。
実家とビデオ通話をしたり、なんとも言えない達成感に満ち溢れた瞬間だった。

出産当日 17:00

夕食が運ばれてきたけど食べられるわけがなく、味見だけしてあとは旦那にあげた。
旦那は喜んでいた。

出産当日 18:00

部屋に移動しながら排尿確認。
出産後初めて立ったのだが、血が足りずフラフラで怖かった。
おしっこは全然出なかった。

出産当日 21:00

尿意を感じたため、助産師さんに付き添ってもらいながらゆっくり歩いてトイレへ移動。
少ししみる感じがしたが、無事排尿ができ、自力で出せることが分かって安心した。

出産当日 21:30~

下半身全てが痛くて全然眠れなかった。
他の部屋から赤ちゃんの泣き声も聞こえてくるので、アイマスクと耳栓をしてみたが、視覚と聴覚を塞いだら真っ暗闇に落ちるような恐怖感があり逆効果だった。
また、目を閉じると出産時の痛みがリアルに蘇るという恐怖感もあった。
アドレナリンなのか何なのか、明らかに通常とは異なるホルモンが出ているのを感じた。

出産翌日 09:00

朝、痛み止めを出してもらいかなり良くなる。

出産翌日 13:00

赤ちゃんとの同室開始。

出産5日後

無事退院。(入院中の様子はこの記事では省略します。)

【まとめ】安産のためにやってよかったこと6選!

Youtuberの助産師はるか先生も言っていましたが、お産は陣痛が始まってからスタートするのではありません。
妊娠してから、なんなら妊娠前から、体のコンディションを整えて「赤ちゃんと一緒に乗り越えるんだ」と前向きな気持ちで過ごすことが大切に思えます。

そのうえで、私が産院でお医者さんに褒められるような良いお産ができたのは、以下6つをやってきたからかなと思っています。

  • ウォーキングで体力をつける(妊娠前から運動習慣をつける)
  • 骨盤底筋を鍛える(出産後に緩んで尿漏れにつながるから、産む前に少しでも鍛えておいた方が良い)
  • 陣痛のメカニズムを勉強して、お産に対して前向きなイメージを持つ
  • いきみ逃しの呼吸法を練習する(赤ちゃんにしっかりと酸素を送ってあげる)
  • 陣痛が辛いときは、両手を合わせてその中にエネルギーを溜めるイメージを持つことで気を紛らわす
  • 出産では自分だけが辛いのではなく、赤ちゃんが出ようと頑張っているのだと、赤ちゃんファーストの意識を持つ

特に初めての出産は未知のもので怖いかもしれませんが、事前に赤ちゃんと一緒に準備をしていれば、かならず大きな達成感につながるはずです。
ぜひ参考にしてみてください!

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