人生上手くいかなくて悔しいときに見てほしい言葉

日記

みなさんこんにちは、もつみです。

桜開花のニュースはまだですが、世に溢れる広告には”新生活”が目立ってきましたね。
「初めての一人暮らしが心配」とか「家族や友達と離れるのが寂しい」とか、
先へ進むことができた人にしか分からないエモーショナルな感じ。
あれを見ると胸がキュッとなって、苦しかったあの頃の自分を思い出すんですよ。
先へ進むことができなかった人にとって、この春がどれほど憎いか。

たぶんすごくニッチな話題かもしれないけど、
あの頃の自分を抱きしめる気持ちでこの記事を書きます。

私の高校生の頃の話です。

東北の地方都市の公立進学校に通っていたんだけど、両親ともに東京の大学を出ていたこともあり、子供の頃から漠然と「大学生になったら親元を離れて一人暮らしをするものだ」と思っていて、大学も首都圏を前提に狙っていた。

いよいよ本格的に進路を決める時期、進学校だからなのか、周りも素直に真面目に勉強して、気づいたらみんなちゃんと”やりたいこと”を決めていた。
私のやりたいことって…?

都会で一人暮らしして、バイト先の先輩を好きになって、メイク研究して垢抜けて、たまに地元に帰ってきたら"やっぱり東京に行くとオシャレになるね"なんて周りに羨望の目で言われる

そんな中身のないキラキラしたイメージだけがずっと頭にあった。

当時は真剣に自分のやりたいことを考えていたと思うけど、
たった16、7年の人生経験。しかも学校生活しかしたことがないのに、大学で何を学びたいかなんて出てくるわけがないんだよ。圧倒的に経験が足りないんだよ。
でも、当時はそれなりの理由をつけて教員を目指した。
教育学部に進学しようと決めた。

我が家は経済的な事情で、国公立以外はNGだった。
しかも、当時父が単身赴任していた東京で父と二人暮らしならOK。そうでないなら地元の国立大学しかない、という状況。
(当時は「大学進学を許してもらえるだけありがたいことだ」ぐらいに考えていただけど、今振り返るとこんな厳しい家庭なかなかないよね笑)

それはもう猛烈に勉強をした。地元に残るなんて絶対嫌だった。私に相応しいのはキラキラした都会!何度もPerfumeのワンルームディスコを聴きながら…
そして挑んだ前期試験。

見事に不合格。

落ち込んでいる時間もなく後期試験で地元の国立大を受験し、そちらは合格。

そして流れてくる「初めての一人暮らし、不安だよね。新生活応援キャンペーン!」のCM。
友人たちの「髪染めたんだ」「ピアス開けたんだ」「渋谷で先輩とオールして~」…の報告。

うちは家に母がいて、髪を染めた、耳に穴が開いたなんて状態を目にしたら家から追放される。
(とにかく昔ながらの古い考えで、厳しかった。もし親元を離れていたら事後報告で許してもらえたかもしれないけど、実家暮らしで親の意に反することはできなかった。)

悔しかった。思い通りにならなくて。
今頃都会の狭い青空を見上げて、ちょっぴりエモい気持ちになっているはずだったのに。

今思うと、恋人と別れたときの気持ちにすごく似ている。
「こうなるだろう」っていう未来の幸せなイメージがあったのに、一瞬で「そんなことはあり得ない」って現実を突きつけられる感じ。未来が否定される感じ。

とにかく悔しくて苦しくて、どうしていいか分からなくて、とにかく泣いた。

でもね、泣くってかなりエネルギーを使うらしく、一生は泣いていられないんだよね。
涙が枯れて、ふと我に返ったの。

私は何のために大学に行くんだ?

教員になりたい。教育学を学びたい。
それなら、東京じゃないといけない理由はあるのか?
その大学でないと私は教員になれないのか?

答えられなかった。なんて浅はかだったんだろう。

素直な気持ちは「悔しい」。だけど論理的に考えて、空っぽな願望だったと気付いた。

そして同時に、今度こそ中身のある選択をしようと決めた。
この環境だからできることは何か考え、誰よりも勉強して、そしていつか本当に東京行きの切符が手に入ったら上京しよう。そう決めた。

そこからモヤモヤした気持ちはずっとあったんだけど、
実家暮らしだったからこそ海外留学ができたし、そこで自分のやりたいことを見つけて、
気付いたら人と比較することがなくなった。

もちろんその後の人生で何度も苦しいことはあったけど、
本質的な目標設定ができるようになったから、一度躓いてもまた別の方法で挑戦ができるようになった。

さて、ここから「人生上手くいかなくて悔しい」って感じているあなたへ。

ここにくるまでたくさん努力をして、よく頑張ったね。
心が辛いと感じたら、心行くまでたくさん泣けばいい。
泣いて泣いて泣いて、そして涙が枯れたら自分に問いかけてほしい。

今上手くいかなかったことは、本当にその道じゃないと達成できないか?

こうするしかない、と自分自身で思い込んでいないか?

もし、本当にその道しかないのであれば、絶対大丈夫。
あなたがその炎さえ絶やさなければ、例え時間がかかったとしても、必ず実現するときがくるから。
あなたの努力を見ている人が必ずいて、力になってくれるから。

もし、他に道があるのであれば、別の道も試してみませんか。
本当にあなたがやりたいことなら、どんな環境だってモノにできる。

あなたの人生はこの一瞬で決まるものではない。
仮にいま上手くいっている人がいたとしても、それがずっと続くなんて保証はない。

想像してほしい。5年後、10年後、「あの時、前を向いて進んでよかった。」そう笑顔で振り返るあなたの姿。

苦しんでいい。悩んでいい。
だからこそ、未来の選択に価値が生まれるんだ。

その気持ちを大切に、もがいてほしい。
諦めなければ、いつか必ず光が見えるから。

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